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4.教師の雇用

2005-01-12-Wed-16:53
私達が行っている学費援助は子ども達1人1人の将来の為に行っている援助活動ですが、それとは別に、皇崗小学校それ自体を更にいい学校にしていき、子ども達が積極的に勉強に取り組み、親達が進んで子ども達を行かせたくなるような環境整備の必要性も感じていました。

そして2005年9月から、皇崗小学校に涼山会-月の城-の資金で新たに牟先生と武先生の2人の教師を雇い入れることにしました。その結果、それまで年齢や学力にバラつきがある複数年学級での授業から、レベルに応じた学年でのこれまで以上の学習効果が期待できる環境を作ることができました。

教師の選考に当たっては、今回も涼山民族中学の先生にも協力して頂き、また給与や待遇、評価に関すること等についても、中国でのスタンダードを考慮に入れたアドバイスをして頂きました。

これまで涼山で行われていた教育援助の中で、このような形での援助は未だ行われたことがなく、今回のこのケースが成功すれば、1つのモデルとしての役割も果たすことができると考えています。

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3.学費援助

2005-01-12-Wed-16:50
皇崗小学校には、2004年当初6歳から13歳までの20人の生徒がいました。しかし年齢、学力にばらつきのあるこの生徒達を先生1人が教えている為、全ての子ども達が3年生の内容を勉強しているという現状がありました。また、カリキュラムも予定通り進まず、学習効果も決して高いとは言えませんでした。

その為、この学校に通っていても上の学校に行ける学力がつくわけではなく、「それなら家の仕事をさせたほうがいい」と考える家族も多数あり、親が山羊や豚等の家畜の放牧、山や畑での仕事手伝わせる為に、子ども達を休ませるような状況がよく見られました。

村人の学校に対する期待も少なければ、そこで教える教師のやる気もそがれ、さらに村人の関心も低くなるという悪循環が存在しているように思えました。そして、その悪循環を少しでも改善する為、また子ども達や親に希望と積極性を持たせる為に、この学校の生徒を対象に就学補助を実施することにしました。

生徒選考には担任の他に、涼山州民族中学校の先生にも参加して頂きました。家庭訪問で本人や家族の就学に対する意識の確認を行い、学力、性格、年齢なども考慮し、今回"海来拉土"と"土比阿甲"の2名に決定しました。

2004年8月末、彼らは昭覚県の中心にある昭覚県東方紅小学校2年生に編入し、親元を離れての寮生活を始めています。現在彼らは非常に真面目に、一生懸命に勉学に励み、かなりいい成績を収めています。小学校卒業までの援助は引き続き行い、成績如何によってはその後の進学の援助も視野に入れて、今後の彼らのサポートをしていきたいと考えています。

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2.水道の設置

2005-01-12-Wed-16:37
この地区には水の出る場所が何箇所かありますが、まだほとんどの家庭には水道が来ていません。水道が家まで来ている家も管理が悪いため水が出ません。

出会った頃、子ども達の中には汚い手で眼を擦るせいか、目やにが多く炎症を起こしている子をたくさん見かけました。高山地域という生活環境や昔からの彝族の習慣等の背景があり、衛生意識に関しては大人も子どもも低い状況にあります。

このような状況下で、自分の体や健康についての意識を高めてもらうことを目標に、まず柔軟な子ども達に手洗いの習慣を身に付けさせることにしました。具体的にはトイレの後や手が汚れた時にすぐに手を洗うようにすること。そして、それを実施する為に、学校内へ水道を設置する事にしました。

海抜3000mを超える場所での工事は困難で、全ての行程を完了するのにはかなりの時間を費やしました。そして、その行程のほとんどは現地の方が行い、また日本人も協力して行いました。

しかし、家畜のせいで水道のパイプが壊れてしまったり、源泉近くに家畜が来て糞をしてしまったりする等、様々な問題が次々と発生しましたが、それも現地の方との協力の下1つ1つ解決し、冬でも凍結しない、源泉も家畜の糞等によって汚染されない水道が出来上がりました。

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