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涼山会に関する基礎情報

2007-11-01-Thu-01:01
1.涼山民族中学職業訓練日本語クラスとは?

涼山州は中国で最大の彝(イ)族居住地域で、且つ経済的に貧しい地域でもあります。そして、海抜2500m以上の山村で暮らす彝族にとっては、就学と就職が大きな問題になっています。就学に関しては、経済的理由で就学できない子供も大勢いますが、"保護者が子供を学校に行かせる必要性を感じていない"という状況もよく見受けられます。

涼山民族中学は1988年開校のイ族が80%以上を占める全寮制中高等学校です。
職業訓練日本語クラスは地域の貧困対策の一環として2004年に設立されました。

『就職先を確保してその為に必要な技術を見に付けさせること』

これが職業クラスの目的です。具体的には、高校や専門学校を卒業しても仕事がない山村地域の若者に、日本語やパソコン等の事務技能を習得させ、上海や北京等の日系企業に就職させます。

第一期のクラスは2003年2月に始まり2005年10月に終了、2005年12月から第二期のクラスが始まり2007年8月に終了。現在は第三期生が勉学に励んでいます。
現在の学生は18歳から21歳までの青年で、朝7時半から夜10時半まで毎日勉学に励んでいます。ちなみに、第三期生を教えているのは、第一期の卒業生でもある季先生です。日本人顔負けの日本語を操る方です。

2004年の本クラス設立前より、青年海外協力隊日本語教師が派遣され、継続的に日本語教育への協力を行っています。2008年始めにも新たな日本語教師隊員の派遣が予定されています。涼山会メンバーも、機会があるたびにこの職業クラスを訪れ、生の日本語や日本文化など(そして日本社会の厳しさなど?)を学生たちに伝えています。

"将来的にはこの職業クラスの学生の中から、涼山州の貧困救済に貢献できる人材が出てきて欲しい" と願いながら、日々職業クラスに携わっています。

 注:2007年9月より、職業訓練日本語クラスは涼山州民族中学と涼山農業学校の合同管理になりました。
(中日協力涼山信頼農園のHPより一部抜粋・加筆)
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「涼山会 -月の城-」のHPについて

2004-01-05-Mon-10:30
この「涼山会-月の城-」HPは、会の設立に伴って開設しました。
その目的は、少しでも多くの人にここ涼山の現状を知ってもらうことです。

上の図からも分かるように「涼山会-月の城-」の活動は学校の教育環境整備に関する資金援助と自立支援の為の資金貸与です。
その他の活動については、プロジェクト、青年海外協力隊がそれぞれの身分で行っています。

しかし、立場は違えど「大石頭村を良くしていきたい!」という想いは、JICAとNGOの垣根を超えた皆の1つの願いです。

その為、このHPではプロジェクトとして行っているものも、青年海外協力隊員として行っているものも、全て記載しています。
それを踏まえて見て頂ければと思います。

「涼山会-月の城-」の設立経緯

2004-01-02-Fri-00:00
ここ涼山では2000年からJICA造林プロジェクトが実施されていました。
しかし、いくら木を植えて「木を切らないで緑を大切にしましょう!」と言ってもガスも電気もない海抜3000mを超えるような地域ではそれを徹底させるのは難しく「このプロジェクトを成功させる為には、貧困問題を避けては通れない」という考えになりました。そして、その為には衛生、教育、産業の面でのアプローチが必要となりそこで青年海外協力隊が派遣されることになりました。

そして、プロジェクトの近くに昭覚県大石頭村の皇崗小学校がありました。

それは小さくて、汚れて、机や椅子も満足に揃っていないような小学校でした。子ども達は鼻水を垂らし、目は目やにが溜まり、衛生的にも決していい環境ではありませんでした。

「この子ども達の生活環境、衛生状態を少しでもよくしたい!」

それが初めてこの小学校の子ども達を見た人の思いでした。
そして、青年海外協力隊員がこの小学校へ通い始めました。
衛生の授業や音楽の授業を通して先生や子ども達、周りの大人達との距離も縮まってきました。
そして、その村の状況が分かるにつれ、新たな問題点も見えてきました。

「トイレの後やご飯の前には手を洗いましょう!」

衛生の授業では手洗いの習慣を付ける大切さを教えてきました。
でも、学校には水道がありませんでした。
始めは協力隊員が行く時にペットボトルに水を入れて持って行き手洗いの実践をしていました。
でも、それでは協力隊員が行く時にしか手洗いができません。
これでは手洗いが習慣化するはずがありませんでした。
このような状況で、小学校への水道の設置の話が持ち上がりました。
でも、その資金はプロジェクトでも協力隊でも準備することが難しく
「それなら涼山にいるJICA専門家と協力隊員で資金を出し合おう!」ということになりました。

「でも、それなら涼山に関わりのある人を募ってNGOを作れば
より広く涼山のことを知ってもらえるし、より多くの人に助けてもらえるのではないか」


そして、このNGO -MOONCITY- 「涼山会-月の城-」を設立することになりました。
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